今回は、残暑が厳しい中、暑さを吹き飛ばすような新感覚の飲み物を調査しました。様々な飲料や食品などを取り扱う無印良品が新感覚の飲み物を販売しています。

(無印良品トキハわさだタウン・坂本彬さん)「ここにあるのが素材を生かしたインスタントシリーズです。だいたい一袋から10杯分くらい作れます。ある程度規定の量はありますが、好みの濃さに調整して飲むことができるシリーズです」


それが粉末状タイプの飲み物、「インスタント飲料」です。ジュースやラテなど8種類を展開していて、水の量を調整するだけで自分好みの味にできます。

おうちで色んなバリエーションの飲み物が楽しめるとコロナ禍で人気を集めているそうです。

また店内には、ナタデココ入りの「こんにゃくドリンク」といった一風変わった缶ジュースもあり、振る回数で食感が変わるといいます。


(坂本彬さん)「お家で過ごす時間が増えたこともありますし、夏休みに入ったりしてお子さんがお家にいる時間も増えたと思います。そういった時に冷水で簡単に作ることができるので非常にお手軽にみなさん楽しんでもらえると思います」


そして、県内の企業もお好みの量で味変できるフルーツソースを開発しました。大分市竹中の老舗「ユワキヤ醤油」が売り出したのが「いちじく果肉ソース」です。

(ユワキヤ醤油・門脇裕一郎取締役)「醤油の売り上げが1985年代からだんだん減ってきて、それに伴って弊社の5代目がドレッシングとか他社の製品を作るOEM製造というのをはじめてその流れでイチジクソースの製造を始めた」


商品には規格外となった大分市産のイチジクを使用しています。天候で出来が左右し廃棄される量も増えてしまうという農家の声を聞き、新たな形でイチジクを味わえるようにと製造を開始しました。水や炭酸割、ヨーグルトにかけても良し。様々な料理にも活用できます。


(門脇裕一郎取締役)「イチジクは不老不死の果物といわれるぐらい昔から栄養価があって非常に身体に良いといわれていますが、その商品が1年中食べられるのはジャムくらいしかない。より新しい形で色んな形でイチジクを1年中楽しんでもらい、色んな方に喜んでもらえるかなと」


おうち時間の食事を豊かにするものとして自分好みの味が楽しめる新感覚飲料の注目はさらに高まりそうです。