今回は大分県日田市から旬のアユと、人気漫画「進撃の巨人」の新たな企画を紹介します。

5月20日の解禁から幕開けする水郷日田のアユ。6月15日からは網での漁も解禁され、夏の風物詩が本格化します。

大山川のほとりにある「道の駅 水辺の郷おおやま」。施設内にある「川漁師の店 えとう」では新鮮なアユを味わうことができます。

美しい水で育つアユは別名「香魚」とも呼ばれ、独特の香りと味わいがあります。

(利用客)「おいしいです。川魚好きなんで」「おいしい」「旅行先とかであったら必ず食べる」

店のこだわりは天然アユ。川漁師が網で獲った「朝捕り」のものを提供しています。養殖アユも販売されていて、天然と養殖の食べ比べもできます。

(利用客)「天然の方が鮎を食べてるぞっという感じがしました。身のきめが細かい気がするのとワタの味が濃い印象です。どっちがおいしいかというとこれは好みなのかな」

(川漁師の店えとう・江藤貴代さん)「7月~8月が一番香りが良くて脂身もよくて天然になると岩のコケを食べるのでアユ独特の風味、香り、味が全く違うので食べ比べるとおもしろいですね」

一方、同じ道の駅にある人気漫画「進撃の巨人」のミュージアムは夏休み中の親子や若者でにぎわっています。

館内には日田市大山町出身の作者、諌山創さんが幼少の頃、描いた絵画や漫画の制作過程の資料などが展示されています。

館内にはARスポットも。アプリを起動させてテーブルの上にあるマークにスマホをかざすと「進撃の巨人」のキャラクターやアイテムが浮かびあがります。

(体験者)「めちゃくちゃ楽しいです。グッズとかも色々あって来てよかった。こんな感じに見えるんだと思いました」

(道の駅水辺の郷おおやま・森繁基さん)「若い人が来て下さるというのがこの1年の変化ですね。日田では進撃の巨人のコラボ企画をこれからたくさん用意していますので応援していただければと思います」

ARスポットはこの夏、三隈川にかかるかっぱ橋や咸宜園など日田市内の観光名所にも広がっていて、若者を取り込んだ地域観光の盛り上げに期待が高まります。