大分県内のほとんどの小中学校で、新学期がスタートしました。大分市に19年ぶりに誕生した小学校でも始業式が行われ、児童が新しい学び舎に登校しました。

大在地区の人口増加に伴い、児童数の適正化を図るため、この春、開校した大在東小学校は、19年ぶりに大分市に新設されました。

大在東小学校

学校は8日、初めての始業式を迎え、式では中原陽子校長が「素晴らしい小学校にしましょう」と歓迎のあいさつをした後、児童の代表3人が、それぞれ1年間の目標を発表しました。

災害時に地域の避難所となるため、体育館には空調設備が設置されています。また県内の小学校では初めて、ジェンダーフリートイレが整備されています。

式の後、教室に戻った児童は、新しい校舎で始まる学校生活に、期待を膨らませていました。

(児童)「まあまあ良い気持ちです。新しい小学校できれいだからね」「頑張りたいことは掛け算です。1年生からずっと練習してきたから」「縄跳びをみんなと一緒にしてみたい」

大在東小学校では11日に新入生118人を迎え、全校児童624人で、学校の新たな歴史を刻んでいきます。