長崎ゆかりの人物の小説は?
長崎県出身としては4人目の直木賞作家となった垣根さん。今後については…
垣根涼介さん:
「基本的に僕は仕事は自分がやりたいことをやるって感じでいつもやってます」
早田記者:「長崎ゆかりの歴史上の人物が登場する可能性は?」

垣根涼介さん:
「それはよく言われるんですけど、出るのかなー…えーっとね、何個かは、実をいうと、昔調べたことがありました。書こうと思って。
ただ、なかなか現実的にそこまで筆を落とせてないって感じですかね。下調べから小説・単行本として出るまで、だいたい僕の場合4~5年はかかるので。
下調べ2年、連載2年、本になるまで1年ぐらいの感じなので。やっぱその期間ぐらいは最低、興味を持ち続けられる対象じゃないと書けないですよね」
「これからまだあと3~4年ぐらいは歴史小説を続けて書くことが決まってるというか、今、連載してますんで、そちらの歴史小説もお読み頂ければと思います。
こうやって長崎に戻ってくる度に、ここはいいところだなってほんとにつくづく思ってます。
なので、皆さんも長崎ライフを楽しんでください。じゃぁ、そういうことです」