長崎県佐世保市の神社では新春恒例の十日恵比須が3年ぶりに通常開催され、商売繁盛を願う人たちで賑わっています。

亀山八幡宮のなかにある恵比須神社です。

佐世保市では商売繁盛を祈願する十日恵比須の風習が90年以上続けられています。
新型コロナの影響で一昨年は中止、去年は規模縮小となり、今年は3年ぶりの通常開催です。

参拝者は商売の成功などを願うとともに縁起物の熊手や福笹を買い求めていました。

(美容師)
「商売繁盛でお客様にいい仕事ができるようにしていきたいと思ってます」

(食品製造業)
「イベントごとが軒並み中止になってやはり、そういうところで影響あったんですけれども、明るくやっていけるように、そういう願いを込めに来たんですけれども」

恒例だった「餅まき」は感染症対策のため「餅くばり」に変更されましたが、境内は大勢の人たちで賑わっていました。