金をかけて複数回麻雀をしたとして今月1日、長崎県警所属の警察官5人が単純賭博の疑いで書類送検されたことがわかりました。

書類送検されたのは
県南地区の警察署所属・男性警部(50代)
県央地区の警察署所属・男性巡査部長(40代)
県南地区の警察署所属・男性巡査部長(40代)
県警本部・男性巡査長(40代)
県北地区の警察署所属・男性巡査長(30代)の5人です。

県警本部監察課によりますと、5人はおととし1月ごろからことし1月ごろまでの間、長崎市内の麻雀店で10数回にわたり、現金を賭けて麻雀をしていた疑いがもたれています。

5人のうち1人が「同僚と金銭を賭けて麻雀をしている」と上司に報告したことで発覚。

県警本部では今月1日、男性警部を所属長訓戒、ほかの4人を本部長注意としたうえで、5人を2日分の賭け麻雀について単純賭博の容疑で長崎地検に書類送検しました。

監察課の調べに対し、5人は「同僚間で親睦を図るため、共通の趣味だった麻雀をしていた。多少の緊張感やスリルを味わい、ゲーム性を高めるために金銭を賭けた。レートはテンゴで、1日に数千円が動いていた。少額であれば大丈夫だろうという甘い考えがあった」と話しており、全員が容疑を認めているということです。

今月16日までに5人の依願退職や降格は確認されていません。