9日は去年4月に成人年齢が18歳に引き下げられて初めての『成人の日』です。
長崎県内各地の自治体では、8日、“二十歳の門出を祝う式典”が開かれました。
参加者:

「サッカー関係の仕事に就きたいなと思っています」

「飛行機のパイロットになる」

「助産師になってみんなの役に立てるような人になりたいです」

「会社の社長です」

「やさしい看護師になりたいです」

「将来の夢は“大きい大人”になることです」


今年度3,400人余りが二十歳を迎える長崎市では、人生の節目を祝おうと、8日『二十歳のつどい』が開かれました。
将来の夢を膨らませる若者たちですが、これまで誰も経験したことのない青春時代を過ごしてきました。

誓いのことば 冨永 結さん:
「今から3年前、新型コロナウイルスの感染拡大による新たな生活の始まりとともに、人々の行動は制限され、私たちの日常も大きく影響を受けました」

(2020年5月)長崎商業 野球部 西口 博之監督:
「夏の全国大会は中止ということで発表がありました」

“新型コロナ感染拡大”が、高校総体や甲子園など高校生活、集大成の舞台を奪いました

長崎商業高校 野球部 副主将(当時)堺 直孝さん:
「ああいう壁を乗り越えたからこそ色んな仲間とも出会えましたし、今があると思っていますので、これからも色んな壁に挑戦して頑張っていきたいと思います」

長崎北高サッカー部の高校総体は、1試合限りの代替試合になりました──

長崎北高サッカー部 主将(当時)釜崎 佑哉さん:
「今後もまた集まる機会があったら、こういう楽しい思い出話ができると思うので、そういう場面をしっかりみんなとワイワイしながら楽しく過ごしたいと思いますで」
あのときの経験が今につながっています──
釜崎さんはいま、大阪の大学2年生です。

釜崎 佑哉さん:
「久しぶり、2年ぶりくらいに会って思い出話でみんなで盛り上がっているところですね、あのころ監督が厳しかったなとか、練習メニューとかですね部活の仲間なので」
Q. 将来の夢を聞かせてください
「将来は地元に戻ってきて、高校の先生になりたいです。

自分の高総体の夢が県大会ベスト4、それが選手として叶えられなかったので、今度は監督として」

式典参加者:
「看護学科に通っていて看護師になりたい」

携帯会社で働く参加者:
「携帯会社に勤めているので、キャリアアップして親に恩返しとか(したい)」

美容学校生:
「メイクアップアーティストになって、男の子と女の子の(ファッションの)差をなくしたいというのがあって…そういう風に進んでいけたらなと思います」

V・ファーレン長崎 五月田 星矢選手:
「責任と自覚を持った行動をして、V・ファーレン長崎というチームにいい影響を与えられるようにやっていきたいと思います」

娘:
「ここまで来たなって言ったら変だけど、すごく自分も成長できたし、支えてもらったなみたいな」

母:
「生まれたのが、つい最近のような気持ちもするんですけれど、こんなに大きくなって。これからもずっと見守っていきたいです」