W介護殺人未遂…男は穏やかな愛妻家だった

殺人未遂の罪に問われているのは、長崎県大村市の無職の男(71)。
起訴状などによると、男は2025年4月7日午前7時40分頃、大村市の実家で70歳の妻の首をビニール紐で絞めつけるなどして殺害しようとしたとされている。

男は起訴内容を認めており、裁判では量刑が争点となっている。
公判には毎回スーツにネクタイ姿で出廷した男。
マスクからのぞく目は、穏やかそうな印象だ。

大学院卒業後、大手電機メーカーで働き、長女が小学生になるタイミングで独立、技術コーディネーターとしてコンサル業を立ち上げた経歴を持つ。

実家では実母の介護を、そして自宅では認知症の妻を、どちらもほぼ1人で担っていた。