精神鑑定医の証言

法廷には精神鑑定を行った医師も証人として出廷した。

精神科医は、被告に軽度の知的障がいと統合失調症があると判断。
その上で、精神症状が犯行に与えた影響について「多少はあるが程度は限定的」で、「精神疾患の本件犯行への影響は強くなかった」とし、主因は「暴力被害体験による恨み」だと述べた。幻聴は「本人の考えが増幅されたもの」との見解を示している。