長崎県にある私立高校、島原中央高校女子バスケットボール部の男性監督が、部員へのハラスメントでJBA・日本バスケットボール協会から1年間の指導資格停止処分を受けたことが分かりました。

処分を受けたのは、長崎県にある島原中央高校の体育教諭で、女子バスケットボール部の30代の男性監督です。

学校によりますと、13日JBAから監督に部員へのハラスメントを理由とした1年間の指導資格停止処分が通知されたということです。

監督は「一部事実誤認がある」として19日、JBAに申し立てを行ったということです。処分を受けて学校は男性を女子バスケ部の監督から外しました。

学校ではJBAの処分以前に、相談をきっかけに女子バスケットボール部内のハラスメントに関して調査を行っており、結果について県に報告しているとしている一方、「犯人探しにつながる」などとしてハラスメントがあったかやJBAの処分内容については公表しないとしています。

島原中央高校の女子バスケ部は去年、全国高等学校選手権大会長崎県予選で2年連続優勝し全国大会に出場しました。

学校では「生徒達はきょうも歯を食いしばって練習している。全教職員で生徒のケアやフォローにあたりたい」としています。