長崎市八郎岳で遭難した60代の男性は、いまだ見つかっていません。
警察などの捜索は日暮れを前に、いったん打ち切られる予定です。
行方が分からなくなっているのは、長崎市に住む60代の男性です。
警察によりますと、男性は13日午前8時半ごろ、1人で八郎岳に登山に出かけ、その日の午後7時すぎに家族へ「道に迷った」と電話をかけました。
妻が110番通報し、警察と消防、県の防災ヘリが14日午前から捜索を続けていますが、男性はまだ見つかっていません。
男性は14日午前6時ごろにも妻と電話で話していて、生存が確認されています。ただ山中は電波の状態が悪く、その後は捜索に入った警察官らとも連絡が取りづらい状況だということです。
警察と消防の捜索隊は、日暮れを前にいったん山中での捜索を打ち切る予定です。
長崎市内では14日午後、雷を伴う激しい雨も降っていて、一刻も早い発見が待たれています。