交際相手の女性を殴りけがをさせたうえ包丁を突きつけ脅迫したとして、30代の無職の男が傷害容疑などで逮捕されました。

逮捕されたのは長崎市滑石4丁目に住む無職の男(33)です。

警察によりますと、男は今月14日午前11時15分頃、交際相手の20代女性と女性の自宅で口論になり、女性の右腕を拳で1回殴り打撲を負わせたうえ、台所にあった包丁2本を女性の顎や首に突き付けて「怖かや」などと言って脅迫した疑いが持たれています。

同じ日の夜10時半頃、再び口論になったのを機に女性が警察に通報。
駆け付けた警察は、双方から話を聞くなどした結果男の犯行が明らかになったとして、傷害及び暴力行為等処罰に関する法律違反の疑いで男を逮捕しました。

警察の調べに対し、男は行為については認めているということですが「『怖かや』などとは言っていない」などと話し、脅迫はしていないとして容疑を一部否認しています。

警察は当時の状況やこれまで2人の間にトラブルがあったかなどを詳しく調べています。