100年に一度の変革期を迎えているといわれる長崎。今年の「県内経済の展望」について経済界のトップらに話を聞きました。

6日に行われた長崎商工会議所の新年祝賀交歓会には、政財界からおよそ600人が参加しました。長崎経済界のトップらが考える「2025年のキーワード」は?

リージョナルクリエーション長崎 岩下英樹社長:
「キーワードは『仕掛け』です」
「ハードは色々揃ってきている中で仕掛けていくことが大事。もちろん失敗することもあると思うんですけど仕掛けを数打てるかどうか」

三菱重工長崎造船所 外野雅彦所長:
「未来の発展に向けた『準備』
「将来どうなるか、長崎造船所として何に取り組んでいくか、これをしっかり考えながら開発や技術の研鑽、そしてモノづくりに努めていきたいと」

九州教具グループ 船橋修一代表:
「やっぱり『観光』
「長崎は結構リピーターが多い。リピーターの方から(街が)別世界に変わっているとよく言われてますし、今年は絶対景気上向くと思います」

三基 山口雅二社長:
「やっぱりキーワードは『観光』でしょうね」
「長崎は素材がたくさんあると県外の方からよく言われる。素材を生かしてないことが1番の長崎の問題点だと思っている。長崎らしさでこれから観光に臨んでいかなければと思っています」

長崎商工会議所 森拓二郎会頭:
「私としては『交流人口の飛躍的増加』と考えています。そのトップバッターとして我々の全国観光振興大会で幕を開けると」

今月末に控えた「観光振興大会」は、全国の商工会議所の代表者が長崎に集まる大イベントです。商工会議所では長崎の魅力を全国に発信する機会と捉えており、観光や町づくりのヒントを得られる場としても注目されています。