西海市の整体院で女性客に乱暴したとして不同意性交等などの罪に問われている男の初公判が17日、長崎地裁で開かれ、男は起訴内容を一部否認しました。
不同意性交等などの罪に問われているのは西海市で整体院を経営する67歳の男です。
起訴状などによりますと被告の男は去年7月からことし2月にかけて整体院を訪れた当時29歳と50歳の女性客に対してマッサージと称して下半身を触るなどの乱暴をしたとされています。
17日、長崎地裁で開かれた初公判で被告の男は「一方の女性に対してはやっていない」と話し起訴内容を一部否認しました。
冒頭陳述で検察側は「同意しないことを伝えるのを困難な状態にして犯行に及んだ」などと指摘し弁護側は「1人の女性に対しては施術の一環だった」などと主張しました。
次回の公判は12月3日に開かれ追起訴分についても審理される予定です。