飲んだ後「〆はスイーツ」派が増大

「飲みの〆にスイーツ」はいま、全国的にもトレンドになっています。

外食の専門機関(リクルート「ホットペッパーグルメ外食総研」)が今年2月、全国の20代から60代までの男女を対象に行った調査では「飲み会や会食後の〆として“炭水化物”か “スイーツ”か、どちらを食べたいか?」との質問で、“スイーツ”と答えた人が57.5%と “炭水化物”の42.5%を上回る結果が出ました。

歓楽街に近い丸山公園のそばに昨年末オープンした「SWEETS NO BANSAN(スイーツの晩餐)」もこうしたトレンドを押さえたテイクアウト専門のスイーツ店です。夕方5時のオープン直後にはお客さんが続々とやってきます。

経営するのは長崎出身で、現在は大阪に住みながらネットビジネスを手がける三宅智也さんです。

スイーツの晩餐 オーナー 三宅智也さん:
「コロナちょっと明けたぐらいに(長崎に)帰った時に、思案橋通りに人がいなくて、めっちゃ寂しいなと思いました」

ふるさとを盛り上げたいと長崎の夜の街に初めて実店舗を出すことを決意。ヒントは旅先の韓国で出会いました。

三宅さん:
「明洞って街があるんですけど、韓国に。夜まで屋台がズラーって並んで、スイーツをバーッと売っている煌びやかな街があって。あぁなんかいいなぁ、みたいな。お祭り状態ですね。長崎くんちみたいな感じです。毎日が」