長崎市では去年観光客数がコロナ禍前に近い数字まで回復した一方で『観光客1人あたりの消費額が低い』ことが浮き彫りとなっています。

長崎市によりますと全国平均が《4万円あまり》なのに対し、長崎市は《約2万6千円》で全国平均の6割に留まっています。

これについて長崎市は『夜間の経済活動=ナイトタイムエコノミー』の弱さが理由の一つとしていて、夜の楽しみを充実させることで観光消費額のアップや宿泊客数の増加につながると分析しています。

世界新三大夜景にも選ばれている『長崎の夜景』というアドバンテージがありながら観光消費額が伸び悩む現状について、鈴木史朗長崎市長は観光セミナーのなかで「長崎はナイトタイムエコノミーのコンテンツがまだまだ十分でない」述べました。

いかに《長崎の夜の魅力》を高めるか、新たな楽しみ方の一つとして「夜のカフェやスイーツ」が注目されており、いま長崎市内では夜を楽しむカフェやスイーツ店のオープンが相次いでいます。