警察の働き方改革です。
宮崎県警察本部では、育児休業を取得予定の男性職員を対象に「イクメンセミナー」が開かれました。

県警察本部で行われたセミナーには、育児休業の取得を予定している男性職員21人が参加。

育児休業を取得した職員が体験談を伝えました。

(体験談話した警察行政職員 内田 守 さん)
「出産前出産後の妻へのサポートを欠かさないでいただきたいと思います」

また、参加者は赤ちゃんの抱っこの仕方や沐浴の仕方などを助産師から教わりました。

(参加者)
「(育休を)前よりとりやすくなってると思いますし、子どもと接する時間が増えるのでいいと思います」
「こういうセミナーでないと知ることのできないことがたくさんあると思うので、今後、子どもが生まれる職員は、ぜひ参加してもらったらいいかなと思います」

(スタジオ)
以前は、警察官と育児休業とは、ほど遠いイメージがありましたが、変わってきています。
実際、育休の取得率、ここ数年で大幅に増えています。


宮崎県警では、2019年の育休取得率は4.1%でしたが、2022年には63.2%になりました。

さらに、2026年度までには85%を目標に掲げています。

宮崎県警では、今回のようなセミナーを通して、育児に対する不安解消や働きやすい職場づくりを目指したいとしています。