自信にみなぎってました。それがびっくり
先月24日、比叡山での修行を終えて宮崎に戻ってきた晴惠さん。
(甲斐晴惠さん)「ただいま~」
「おかえり・・わー、よかった・・・」出迎えたのは母のみつ子さん。

父、裕隆さんにも無事に修行から戻ってきたことを報告。
みつ子さんは、娘の成長した姿に涙がこみ上げます。
(母・みつ子さん)
「自信にみなぎってました。それがびっくり、よく頑張ったと思って、お父さんも喜んでるわと思って、一番近くにいたんじゃないかなと思いますけど。」
(晴惠さん)
「あれだけきつかったんで、絶対無駄にはできないかなと思ってます。」
初めての「護摩供」の法要
今月2日、晴惠さんは、僧侶になった報告もかねて、「護摩供(ごまく)」の法要に初めてのぞみました。
(甲斐晴惠さん)
「かなりちょっと高揚しているのと、ちゃんと頑張らなきゃなっていう、今からですね。頑張ります。よろしくお願いします。」
この日、集まった檀家や住民らおよそ40人が見守る中、炎の前で祈祷します。

およそ1時間半の護摩供をやり遂げました。
(甲斐晴惠さん)
「こんなにたくさの方に駆けつけていただいて、始まる前から、もう胸がいっぱいでした。ほんとにありがとうございます。」

(檀家)
「地元の人たちに愛されるような親しみやすいお坊さんになっていってもらいたいと思います。」
父の思いを受け継いで
王樂寺の住職を目指す晴惠さん。
父の思いを受け継ぎ、僧侶の道を歩んでいきます。
(甲斐晴惠さん)
「やっと父にも『これから頑張るね』っていう風に言えるかなって思っいて、まあ、それが生前言えたらよかったんでしょうけどね。まあいろんな巡り合わせもあって、今だから頑張れたのかなとも思うし、これから胸を張って、また私らしく頑張っていこうかなっていう風に思ってます。」

(スタジオ)
住職になるためには、一定の期間、僧侶を務めたうえで、比叡山で必要な儀式を受けなければならないということで、晴惠さんは今後、住職を目指して更なる研鑽を積んでいくことになるそうです
※MRTテレビ「Check!」7月12日(火)放送分から