宮崎県内にある13の警察署の署長らが出席した会議が開かれ、特殊詐欺を防ぐ対策など、県警が今年取り組む重点項目が確認されました。

県警察本部で開かれた11日の会議には、県内13の警察署の署長や公安委員会のメンバーなどおよそ80人が出席。

平居秀一本部長が訓示し、去年1年間で県内での被害額が3億5000万円を超えた特殊詐欺の対策を推進することや、安全な交通環境の整備に努めることなど、今年、重点的に取り組む項目が掲げられました。

(宮崎県警察本部 平居秀一本部長)
「本年も県民の期待と信頼にこたえる、強くしなやかな警察作りに取り組んでいく考えでありますので、よろしくお願いいたします」

また、会議では能登半島地震や羽田空港で発生した航空機の衝突事故を受け、危機管理体制の再構築を進めることも確認されました。