福島第一原発の処理水の海洋放出に伴う中国の禁輸措置で日本の水産業に影響が出るなか、宮崎県内でも支援の動きです。
宮崎銀行の食堂で、三陸や常磐の海の幸を使った特別メニューが提供されました。
宮城県気仙沼市の名物、サメの肉を使った「ふかカツ」や、石巻市の沖でとれた「金華サバ」の炊き込みご飯。
宮崎銀行の食堂では、6日、三陸や常磐の海の幸を使用したメニューが提供されました。
原発処理水の海洋放出に伴う中国の禁輸措置で日本の水産業に影響が出るなか、食を通じて支援しようと経団連が会員企業に呼びかけて行われた取り組みです。
(宮崎銀行の行員)
「てげうまいです。職場の昼食で東北の名物料理が食べられて、とても幸せ」
「この炊き込みご飯がおいしかった。サバのアジが食べた瞬間に口にふわって」
(宮崎銀行 丸山慎太郎さん)
「処理水の問題で中国が禁輸したということを受けて、我々もこういう企画を立ち上げたんですけれど、我々ができる支援というのは積極的に行っていきたい」
特別メニューの提供は、8日まで行われます。