市町村がコーディネーターを配置し、認知症患者の支援を図る「チームオレンジ」が宮崎県小林市に発足しました。
発足したのは、小林市の「大出水地区いきいきサロンチームオレンジ」です。
21日の「世界アルツハイマーデー」に合わせて行われた発足式では、チームのリーダーが紹介されたあと、今後の活動内容について説明がありました。
国の認知症対策の一つとなっている「チームオレンジ」は、市町村がコーディネーターを配置し、認知症患者とサポーターをつないで生活面や心理面を支援するものです。
(大出水地区いきいきサロンチームオレンジ 中村祐一さん)
「私達も勉強中だが、真似してもらえる所が出ればと思って、モデル(地区)のようになれれば」
国は、2025年までに全国すべての市町村に「チームオレンジ」を組織する目標を掲げていて、小林市では、野尻町にもチームが発足しています。