熱戦の続く北海道インターハイ、10日は卓球の男子団体戦に都城商業が登場しました。
現地からスポーツ担当・大田愛理リポーターの報告です。
(大田愛理リポーター)
「先週、県勢2人がボクシングチャンピオンに輝いたこちらの会場。きょうは卓球、男子が団体戦でベスト8を狙います!」
シングルス4試合とダブルス1試合で争い、先に3勝した方が勝ちとなる団体戦。
4年ぶりに出場した都城商業は兵庫の育英と対戦しました。
まずはシングルスに登場した3年の坂元。互いに点を取り合い、第1セットからデュースにもつれこみます。
大事な第一セット奪った坂元は、続く第2セットには力強い攻撃をみせ、11対5でこのセットも手にします。
第3セットでは5連続ポイントを奪うなど、坂元がストレート勝ちで、まず、1勝を手にします。
一方、その隣では同じく3年の久冨が登場。序盤からなかなか攻撃のリズムを作れません。
終始相手にリードを許す展開が続き、ストレート負けとなります。
もう一つのシングルスも落とし、あとがない都城商業は、ダブルスで久冨とキャプテンの黒木が登場します。
黒木は県高校総体の1か月前に腰を疲労骨折。
コルセットを巻いた状態で、痛みに耐えながら試合となりました。
第1セットは2人の息の合ったプレーで序盤からリードする展開に。
そして迎えたセットポイント。黒木(くろき)の渾身のスマッシュで第1セットを奪います。
続く第2セットは相手に奪われ、第3セットへ。
先ほどのシングルスで悔しい思いをした久冨が素晴らしいレシーブエースをみせ、先にセットポイントを迎えます。
しかし、相手に逆転を許してしまい、惜しくも2セット目を奪われます。
最後まで粘りをみせた2人でしたが、第3セットを落とし、ゲームカウント3対1で、都城商業は敗退。
しかし、4年ぶりの全国の舞台でベスト16という結果を残しました。
(都城商 黒木大誠主将・3年)
「みんなで声をだしてガッツポーズしてくれたときは一番うれしかった。チームのみんなが支えてくれてベスト16を達成できたのでよかった」










