建物のデザインにこだわる企業 県内でも増える
こうした、建物のデザインにこだわる企業は県内でも増えています。
こちらの木材をふんだんにつかった都会的な空間は、県森林組合連合会の新しいオフィス。

一方、このカフェのようなスペースは、コールセンターを運営する宮崎市の企業が、従業員の休憩室をリニューアルしました。

視覚的な刺激が必要
観葉植物が印象的なこの建物は、自動車学校や介護施設などを運営するオファサポートグループの本社です。

まず、観葉植物の多さについて聞いてみると…
(オファサポートグループ 服部幸雄社長)
「視界の60%ぐらいに緑が入る方が人が集中できるというのを聞いて、とりあえずちょっと緑を増やそうということで、花壇を作りました」

続いては、会社に4つある会議室。全てガラス張りで、絵画も飾られています。
(オファサポートグループ 服部幸雄社長)
「アートも重要だと思ってて、クリエイティブになってほしいということを僕は常々社員・スタッフに言ってまして、クリエイティブになるにはいろいろな刺激、視覚的な刺激が必要だと思っています」

従業員の反応は・・・
(川野武文キャスター)
「真横に木があったり・・・」
(従業員)
「イライラってするのを和ませてもらってます。日常じゃないような感覚に、仕事しながらも穏やかな刺激があります」
「近代的な造りだと思います。仕切りがそんなにないというか、すごく空間が広く感じますんで、風通しがいいような感じで働けます」

自分で仕事を創造することが顕著に
社屋が完成して1年半。おしゃれなオフィスの効果について、社長は…
(川野武文キャスター)
「従業員の皆さんに変化というのは感じましたか」
(オファサポートグループ 服部幸雄社長)
「大いに感じました。自分で仕事を創造するというか、そういったことが顕著に出てきた気がします。利用者を幸せにするためには変わったことも提供していかないといけない、これは発想・アイデアがないと始まらないことです。であれば、働く環境もそういうのを刺激するようなものにしたい」

(スタジオ:川野武文キャスター)
ある建築家の方も「その建物が、そこで過ごす人々に間違いなく影響を与える」とおっしゃっています。
伸びている企業は、そういった点にも本気で取り組んでいるとういう印象を受けました。
※MRTテレビ「Check!」5月25日(火)放送分から