子育て世代で増える理由


帯状ほう疹の原因は、多くの人が子どもの頃にかかる水ぼうそうのウイルス。

実は、水ぼうそうが治った後もウイルスは体内に潜伏していて、過労やストレスなどで免疫力が低下すると、再び活性化して帯状ほう疹を発症するのです。



以前まで、子育て世代は、子どもが水ぼうそうにかかることにより、この免疫が活発化していました。

そのため、帯状ほう疹にかかるケースは少なかったのですが・・・

(外山皮膚科・外山望医師)
「2014年から水ぼうそうが定期接種になったものだから、水ぼうそう自体がはやらなくなっちゃったんですね。そのために、水ぼうそうによるブースター効果が働かなくなった」

帯状ほう疹の患者の年齢別のグラフです。



2014年に子どもへの水ぼうそうワクチンの定期接種が始まって以降、子育て世代の発症率が大きく上がっています。

帯状ほう疹を予防する方法は?


現在では、80歳までに3人に1人がかかると言われている帯状ほう疹。
皮膚の症状が治ったあとも、その影響が続く場合があるといいます。

(外山皮膚科 外山望医師)
「部位によっては、例えば、顔にできれば失明するとか、顔面神経麻痺を起こすとか、そういういろいろな症状がありますけど、一番は神経痛が残りやすい」

それでは、帯状ほう疹を予防する方法はあるのでしょうか。

(外山皮膚科 外山望医師)「帯状ほう疹はなったら大変で、ならないようにするのが何より一番重要。そのためには2種類のワクチンがありますから、50歳以上になったらワクチンを打った方がいい」



ワクチンは50歳以上が接種することができ、発症や重症化を予防することができます。

ワクチン接種の費用は、その種類によって8000円から4万円程度となっています。

それでも、帯状ほう疹の辛さを知る上村さんは知人にワクチン接種を勧めています。

(上村百里子さん)
「この病気はなった人じゃないと分からないような感じです。だから友達にもこんな痛みをするよりは、ワクチンを早く打った方がいいよって言って、友達でも知ってる人にはみんなに伝えてます」

※MRTテレビ「Check!」5月18日(水)放送分から