新富町や綾町などで生産されている「生ライチ」の初競りが宮崎市で行われました。
9日は、1箱500グラム入りで2万円と、過去最も高い額で取り引きされました。

(下川祥子記者)
「きょう販売が解禁となった生ライチ、いただきます。実がプリっぷりでとっても甘いです。このみずみずしさたまりません。」

肉厚でフレッシュな香りと濃厚な甘さが特徴の「生ライチ」。
県内では、現在、新富町や綾町、それに宮崎市のあわせて15戸の農家が生産しています。

宮崎市中央卸売市場では、9日、初競りが行われ、およそ21.8キロが競りにかけられました。

最高値は、新富町産の生ライチ1箱500グラム入りが去年の2倍にあたる2万円と、過去最も高い額で取り引きされました。

(ライチ研究会 森 哲也 会長)
「やっぱりこのみずみずしさと甘みと酸味と特にいえるのは香りですねこれを味わっていただけたら最高です」

生ライチの出荷は7月にピークを迎え、JA宮崎経済連では今シーズン、およそ10.3トンの出荷を見込んでいます。