毎日!夕食でも昼でも食べる

江戸時代から庶民の味として地元で受け継がれている「おびの天ぷら」。

一般的には、魚のすり身に、豆腐、味噌、砂糖などを加え作られているのが特徴で、かつて、飫肥藩がサトウキビの生産を奨めたことを背景に誕生したといわれています。

そんな日南市では…

(下川祥子記者)
「日南市内にあるスーパーのお総菜売り場ですずらーっと日南名物の天ぷらが並んでいます。宮崎市内ではなかなか見ないですよね」

日南市のスーパーとむらでは、市内にある4店舗すべてで、おびの天ぷらを販売しています。

豆腐の入ったオーソドックスな天ぷら「天吉」や、ゴボウ、それに、一口サイズの「にら」など、5種類をそろえ、市民に愛されています。

(スーパーとむら 年見口 裕司 惣菜部門長)
「揚げたてをぜひ食べてもらいたいですね」
(下川祥子記者 出来立てを試食して)
「熱っ!甘いですね、すごい甘い。小さい子でも食べやすい味かなと思います」

手軽に買いやすいスーパーオリジナルのおびの天ぷら。
この日も、惣菜売り場には次々と買い求める人が…

(下村祥子記者)
「どれぐらいの頻度でおびの天ぷら買いに来るんですか」
(購入者)
「毎日!夕食でも昼でも(食べる)特にとむらさんのやつは美味しい」
「週2回ぐらいかな、買います。つまみとか、主人の」

(スーパーとむら 年見口 裕司 惣菜部門長)
「お客様が10枚・20枚単位で買って頂いてるので、結構、お土産でも人気な商品です。日南に来られた際は、とむらの天吉をチェック!」

冷えても、あつあつでも美味しい、「おびの天ぷら」。日南のソウルフードを、現地で、味わってみてはいかがでしょうか。