9日、宮崎県川南町の養鶏場で確認された鳥インフルエンザについて、農場では、およそ10万羽のニワトリの殺処分が続いています。

9日、川南町の養鶏場から「死んだニワトリが増えている」との通報があり、その後の遺伝子検査で高病原性の可能性がある「H5亜型」のウイルスであることが判明しました。

県は、10日午前7時から、この農場のニワトリおよそ10万羽の殺処分を進めていて、72時間以内に埋却や消毒など防疫措置の完了を目指しています。

この農場の半径10キロ以内では、123の農場であわせておよそ396万羽のニワトリが飼育されていて、県は、制限区域内の4か所に消毒ポイントを設置し、関係車両の消毒を実施しています。

今シーズン、県内の養鶏場での鳥インフルエンザの発生は、3例目です。