宮崎交通のバスの運転士を目指して、現在、研修中の19歳の男性に注目します。
広島県出身で、おととし宮崎交通に入社したこの男性。幼いころからの憧れだった宮交のバスの運転士として、今年、デビューを目指します。
一昨年、高校を卒業 宮崎交通に入社した4人の青年
宮崎交通の営業所で朝の点呼を行う、4人の青年。バスの運転士になるため日々、訓練を行っています。

この日は、同期4人そろって運行前の点検や車内アナウンスのための発声練習を行いました。
おととし高校を卒業し、宮崎交通に入社した4人。バスの運転士を目指したきっかけを聞いてみると・・・

(池田京優さん・19歳)
「初めてバスに乗ったときに、何もわからない状態で困っていたところ、運転士さんにやさしく声をかけてもらいました」
(川野壱成さん・20歳)
「小学生のころ習い事を習う場所までバスで通っていたんですけれども、運転士さんの姿がとても印象に残っていました」
(黒木聖斗さん・20歳)
「家族で旅行に行くときにバスに乗ったんですけども、その時の運転士さんがやさしく丁寧な運転と接客をしていたので」



とにかく優雅で美しかった
4人の中で、唯一、県外出身の野崎大和さん。

広島県出身で幼いころからバスが好きだった野崎(のざき)さんは、観光バスが多く集まる宮島によく出かけていました。
そこで、運命的な出会いを果たします。
(野崎大和さん・19歳)
「自分でもよくわからないんですけど、パッと見たときにもう宮交のこの塗装に一目ぼれしました。(バスの)色といい、運転手さん、ガイドさんの姿勢といい、もうほかの会社とは別格で、とにかく優雅で美しかった」


そして、高校卒業後の進路を真剣に考えた時、幼いころの宮崎交通との出会いを思い出し、入社を決めたんだそうです。
(野崎大和さん・19歳)
「あの会社で働けるんだっていうことを考えるだけでも、毎日寝られませんでした。『もう早く宮崎に行きたい』ってなってました」