自分の相撲のスタイルは?

(日向丸)「真っすぐ押していく相撲で、下から下から基本に忠実に押していく相撲です。突っ張った時に状態が起きちゃうのを防ぐために下から押すようにしています」
その土台は延岡市で培われました。
4000グラムほどで生まれ、小さい頃から恵まれた体格だった日向丸。小学6年生で本格的に相撲をはじめました。

当時は、自分で料理をして食べてから稽古に向かうのがルーティーンでした。

「香り付けにバターを入れます」
メキメキと実力をつけ、中学2年生の時には全国ベスト8に。

さらに高校時代には全国優勝のタイトルをつかみ、名門・木瀬部屋への入門をたぐり寄せました。

しかし、入門後、思うような結果が出ず、悩む時期が続きました。
(日向丸)「勝ち越しと負け越しが交互に来るような感じでずっと同じ番付で幕下にずっといたのでそれがすごく悔しかった」
自分の相撲を探し続けた日向丸。
そして、入門3年目となる今年、ついに「自分の相撲」と出会います。
それが、「下から突き上げる真っ向勝負の押し相撲」。










