延岡学園高校は情報セキュリティのプロフェッショナルを輩出する「情報テックリート科」を来年4月に新設します。
学校は、6日、会見を開き、この学科の生徒を対象に入学から卒業までの3年間、保護者負担を実質ゼロにする計画を明らかにしました。
延岡学園高校が来年4月に新たに設ける「情報テックリート科」は最新のAIツールやクラウドサービスを活用し、実践的なIT教育を展開するほか、企業と連携し、在学中から実務経験を積ませるプログラムも予定しています。
特にサイバー攻撃からシステムを守る「ホワイトハッカー」の育成に力を入れることにしていて、5年間でおよそ700人の人材を輩出する見込みです。
また、学校は「情報テックリート科」について、国の就学支援金や奨学金などを活用することで卒業までの3年間、保護者の経済負担を実質ゼロにするとしています。
(延岡学園 佐藤嘉剛理事長)
「(ホワイトハッカーなど)職業として生かしていきたいというような生徒であれば、ぜひ、来ていただきたい」
延岡学園は生徒たちの就職先として、情報セキュリティを担うセンターを2029年度までに延岡市内に開設したいとしています。







