「それでいいよ、大丈夫だよ」友人からの温かい言葉

こちらは、絵を描き始めたころの作品。
明るい色彩は、今の作品にもつながっています。

(真幸 愛さん)
「モノクロの中にいたので、見える世界が真っ暗すぎて、黒だけは使わないみたいな感じで絵を描き始めた感覚はすごく覚えていて」

こうした中、真幸さんの助けになったのは、友人からの温かい言葉でした。

(真幸 愛さん)
「『それでいいよ、大丈夫だよ』って、『いつでも連絡してきていいよって』いうことばだったりが、すごい支えになった。『描いてる絵を今度みせてね』ってLINEのメッセージくれて。その人たちに会いに行くというのが1つの目標になっていたりとかしたので、それがすごく大きな支えになりました」

うつ病は「脳の病気」 早期の受診を

真幸さんのようにうつ病を患う人は、コロナ禍で大幅に増加。

医師は、孤立しないことが大事だとする一方で、うつ病は「脳の病気」で、早期の受診を呼びかけます。

(高宮病院 高宮眞樹理事長)
「『なまけてる』とか、そういうことじゃなくて脳の病気ですから、どうしてもネガティブなことになってしまいますので、なるべく早く脳の病気は病院で相談したほうがいいと思います」