宮崎県川南町のため池で採取された水から高病原性鳥インフルエンザウイルスの遺伝子が検出されました。

県内ではすでに渡り鳥の飛来が確認されていて、県は県内の広い範囲でウイルスが持ち込まれている可能性があるとして最大限の警戒を呼びかけています。

県によりますと、10月27日、宮崎大学農学部が川南町のため池から水を採取し、30日、PCR検査を実施したところ、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスの遺伝子が検出されたということです。

今シーズンは、北海道の農場のほか県内でも死んだ野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルスの陽性が確認されています。

県内ではすでに各地でマガモなどの渡り鳥の飛来が確認されていて、県はウイルスが広い範囲で持ち込まれている可能性があるとして農家などに対し、最大限の警戒を呼びかけています。