新型コロナの対策について、宮崎県は、2日、対策本部会議を開き、「第8波の中に一歩入った」という認識を示したうえで、年末年始に向けた方針を示しました。

県の防災庁舎で開かれた新型コロナ対策本部会議。

年末年始に向けた方針として「検査体制の拡大」や「保健医療体制の強化」、それに「ワクチン接種の加速化」を進めていく方針を示しました。

このうち、「検査体制の拡大」の具体策としては、来週月曜日から新たに医療機関や学校などを対象に来年2月にかけて抗原検査キットおよそ190万個を配布するなどとしています。

また、県は、季節性インフルエンザとの同時流行が懸念されていることを踏まえて、新たな行動要請はしないものの、改めて感染拡大の防止を呼びかけました。