9日の「重陽の節句」に合わせて、宮崎県都城市高城町では、春に飾ったひな人形を再び飾る「後の雛展」が開かれています。

都城市高城町の旧後藤家商家交流資料館で開かれている「後の雛展」。

「後の雛」は、無病息災や長寿を願う、あす9月9日の「重陽の節句」に合わせて、江戸時代から行われている風習で、春に飾ったひな人形をカビなどを防ぐ「虫干し」をかねて、再び飾るものです。

会場には、地元住民から寄贈されたひな人形や色鮮やかな着物の帯を人形に見立てたものなど30組およそ500点が展示されています。

「後の雛展」は、都城市高城町の旧後藤家商家交流資料館で今月21日まで開かれています。

*8日と16日は休館日です。