宮崎県えびの市が企業誘致を進める産業団地に、チルド食品などの物流センターが新たに開設されることになり、調印式が行われました。
4日の調印式では、えびの市の村岡市長と、広島県の企業で国内最大規模のチルド物流ネットワークを手がける「ムロオ」、それに、熊本県の「八代丸善運輸」の代表者が協定書を取り交わしました。
「えびのインター産業団地」では、八代丸善運輸が今年7月から物流センターの建設を進めています。
施設は来年2月に完成予定で、ムロオが運営し、県内外のスーパーなどに冷凍食品やチルド食品を配送することにしています。
(ムロオ 山下俊一郎社長)
「地域の物流としてのインフラを維持していきたい。5年後、10年後に運べなくなるという試算も出ている中で、しっかり地域に根ざしてやっていきたい」
えびのインター産業団地での立地協定締結は今回で5例目です。