霧島連山の新燃岳は、噴火警戒レベル3の入山規制となっています。

新燃岳は6月27日から断続的に噴火しており、気象台によりますと、3日午後4時18分に発生した噴火は4日未明に停止し、その後、8日午前11時まで噴火は観測されていません。

8日午前11時の気象庁の発表によりますと、8日正午~9日午前6時までに噴火が発生した場合、下記の方向・距離に降灰および小さな噴石の落下が予想されます。

※噴火発生時、噴煙が火口縁上3000mまで上がった場合の火山灰および小さな噴石の落下する範囲です

◆8日正午~8日午後3時まで
方向:東 降灰の到達距離:170km 小さな噴石の到達距離:9km

◆8日午後3時~8日午後6時まで
方向:東 降灰の到達距離:160km 小さな噴石の到達距離:9km

◆8日午後6時~8日午後9時まで
方向:東 降灰の到達距離:140km 小さな噴石の到達距離:9km

◆8日午後9時~9日午前0時まで
方向:東 降灰の到達距離:140km 小さな噴石の到達距離:9km

◆9日午前0時~9日午前3時まで
方向:東 降灰の到達距離:140km 小さな噴石の到達距離:9km

◆9日午前3時~9日午前6時まで
方向:東 降灰の到達距離:160km 小さな噴石の到達距離:9km

噴火発生時、小さな噴石の落下が予想される範囲内では、屋内や頑丈な屋根の下などに移動してください。

8日正午~9日午前6時までに降灰が予想される市町村は、以下の通りです。
宮崎県高原町、小林市、都城市、宮崎市、西都市、綾町、国富町、新富町、高鍋町、木城町、川南町、鹿児島県霧島市