参議院選挙の投票率アップにつなげようと、宮崎県都城市では、山あいの地域に移動式の期日前投票所が設けられています。

この取り組みは、投票所の統廃合が進み、近くに投票所がなくなった山間部の住民が投票に参加しやすい環境を整えるため、都城市が7年前から実施しています。

16日は、車を使った移動式の期日前投票所が都城市西岳地区の下川内自治公民館に設けられ、午前9時半から投票が始まると、訪れた有権者が車の中に乗り込み一票を投じていました。

(投票した人)
「(投票所は)遠いから大変近くだったら助かる」
「高齢者が多い地区なので非常にありがたい」

(都城市総務課 田中秀頼さん)
「こういった取り組みを都城市がしているので、ぜひ、こういった取り組みを知ってもらい、当日行けない方も投票に行ってもらえれば」

移動式の期日前投票所は、18日まで都城市内の山間部を巡回し、期間中は10か所に設置されることになっています。