霧島連山の新燃岳ではきょうも噴火が継続しています。
JNNの取材ヘリがきょうの火口の様子を撮影しました。

「きのうも同じ位置から撮影したんですがその時に比べて噴煙の量が明らかに増えているように見えます」

気象台によりますと、新燃岳では先月27日に観測された噴火がきょうも継続していて、噴煙が最大で火口から1300メートルの高さまで上がりました。

火山性地震はきょう午後5時までに107回発生し、地下の熱水やマグマの動きを示すとされる火山性微動も観測されています。

気象台は、火口からおおむね3キロの範囲で大きな噴石などに警戒を、また、爆発による空振で窓ガラスが割れるなどの被害が出るおそれもあるとして、注意を呼びかけています。