宮崎県都城市では、豆腐店や高校生がコラボして豆腐作りキットを開発するプロジェクトが進められています。
都城市の「財部とうふ店」は、都城商工会議所や都城農業高校などと協力し、地元の在来種の大豆「みやだいず」を使った豆腐作りキットを開発するプロジェクトに取り組んでいます。
商品開発に向け、16日は、パッケージデザインを担当する都城農業高校ライフデザイン科の3年生18人が「みやだいず」を使った豆腐作りに挑戦。
75度に温めた豆乳に「にがり」を加えて、絹豆腐を完成させました。
(都城農業高校3年 高橋くるみさん)
「自分たちで作った方が濃厚でなめらかでおいしかった。『みやだいず』を使っているので、それをPRできるような都城の良さを生かしたデザインの豆腐を作りたい」
(財部とうふ店営業部 小田清広次長)
「『おいしい』と一発目に言ってもらえただけで、よかった。この気持ちをそのままデザインに起こしてもらえればいいかなと考えている」
プロジェクトで開発する豆腐作りキットは来年1月の販売を予定しています。