宮崎県高鍋町の高校では、空中に吊るした状態で栽培されたスイカの収穫が行われました。

(武澤直穂記者)
「夏と言えばスイカ!こちらでは、スイカが宙に浮いた状態で栽培されています」

高鍋農業高校園芸科学科では、およそ15アールのハウスで空中にぶら下げて育てたスイカがたわわに実っています。

5日朝は、野菜経営研究班の2年生と3年生11人がおよそ500個の「空中スイカ」を収穫しました。

「空中スイカ」は地面で栽培する時と比べて、葉の重なりを避けることで、日当たりや通気性が良くなり、糖度の高い、シャリっとした食感になるということです。

(高鍋農業高校園芸科学科3年 河野 響 さん)
「一人でも多くの地域の方々に自分たちの作ったスイカを食べていただきたいという思いで作った。できるだけたくさんの方においしく食べてほしい」

収穫されたスイカは、7日、イオンモール宮崎で400個限定で販売されます。

(生徒たち)「おいしくできました。ぜひ食べてみてください!」