宮崎県高校総体男子サッカーの決勝戦が行われ日章学園が優勝しました。

決勝は連覇を狙う日章学園と、10年ぶりの優勝を目指す鵬翔が対戦しました。
試合は一進一退の攻防が続き、前半は互いに無得点のまま終了。

迎えた後半27分、日章学園は縦パスに抜け出した途中出場の1年生の岩元航希が落ち着いてゴールを決め一点を先制します。

勢いに乗る日章学園は後半33分にも左サイドを突破した山下結叶のクロスをエースの大平陽希がヘディングで合わせ追加点を奪います。

鵬翔も最後まで攻撃をしかけますが、得点を奪えないまま試合終了。

日章学園が2対0で勝利し、2年連続18回目の全国大会への切符を手にしました。

(野口昊平主将/3年)「初戦から難しい試合が続いた中で、決勝で0点で抑えて優勝できて良かった。今大会で見つかった課題を全員で克服してチーム一丸となってインターハイでは優勝したい。」

(先制点を決めた岩元航希選手/1年)「自分が点を取ってチームを勝たせようという思いで試合に入った。今までで一番うれしいゴールだった。インターハイまでにスタメンの座を勝ち取ってチームを勝たせたい」

(2点目を決めた大平陽希選手/2年)「自分に向かってくる素晴らしい山下のクロスだったので合わせるだけだった。インターハイの目標は”全試合ハットトリック”。まずはチームの勝利が大事なので、相手より1点でも多く自分が得点したい。」

また、きょうは去年の主将で、イングランドプレミアリーグ・サウサンプトンFCに入団した高岡伶颯選手も応援に駆けつけ、試合前には選手たちを激励。野口主将は、「高岡選手の前向きな言葉のおかげで自信を持って試合に入れた」と話していました。