コメの高値が続く中、こちらは家計の味方です。
去年の年末から高止まりしていた野菜の価格が下落傾向にあり、葉物野菜を中心に価格が落ち着いているようです。
宮崎県内のスーパーを取材しました。
宮崎市のこちらのスーパー。
(三浦功将記者)
「最近の青果コーナーの動向はどうですか?」
(マルイチ丸山店 鶴園大志 青果チーフ)
「野菜全般的に安くなっていて、キャベツ、レタス。こういったサニーレタスとか小松菜みたいな葉物野菜の値段が下がって安く売れている」
こちらでは、キャベツ1玉が最も高かった年末年始の時期には498円でしたが、23日はなんと99円。およそ5分の1になっています。
一時期、398円だったレタスも23日は99円。
葉物野菜を中心にお買い得となっているようです。
(買い物客)
「安いと思った。(キャベツが)こんなでっかくて、ロールキャベツするときは大きく巻いた方がいいでしょう。野菜は必要ですものね」
「特にきょうは99円でお買い得だから、2つ買った。やっぱり白菜とキャベツは一番助かる」
こちらはキャベツの価格の推移を表したグラフ。
今年1月には1キロ553円でしたが、徐々に下がり、今月は半額以下の214円となっています。
今、野菜が安くなっている理由について、スーパーの担当者は「天候に恵まれて野菜が順調に生育し、出荷量が増えているため」と話します。
(マルイチ丸山店 若松亮太店長)
「一時に比べたら相場が安くなって、お客様としても販売する我々としても待ち望んでいた状況になってきたのではないかと思う。青果物は旬を感じるスーパーマーケットの顔と言われる部分なので、お客様にもしっかり感じとってもらえれると思う」
ただ、今後、梅雨入りするエリアが東日本で広がると、再び高値に戻ることが見込まれるということです。
店側もこれだけ安いのは1年ぶりではないかと話していて、野菜全体が安いそうです。