保育士不足の解消につなげます。
宮崎県内の保育施設と保育士のマッチングや、キャリア相談などを受ける「宮崎県保育士・保育所支援センター」がリニューアルオープンしました。
12日は「県保育士・保育所支援センター」のリニューアルに伴う開所式があり、河野知事らがセンターの看板を掲げました。
県によりますと、県内の保育施設では去年7月時点で、あわせておよそ570人の保育士が不足している状況があるということです。
こうした中、支援センターでは、資格を持ちながらも、現在、保育施設に就業していない潜在保育士を施設側とマッチングさせる「再就職支援コーディネーター」や、勤務体制などの相談を受ける「保育士キャリアアドバイザー」を新たに配置。
また、ハローワークや保育士養成学校とも連携をとりながら、保育士の就職支援を行うことにしています。
(宮崎県福祉保健部こども政策課 後藤智穂子さん)
「現場へ保育士を送りこんで、皆さんが働きやすい環境を作って、子育てしやすい環境だなと実感していただけるように、このセンターを運営していけたらというふうに思っております」
「県保育士・保育所支援センター」では放課後児童クラブの人材確保も支援することにしていて、今年度は、保育士60人、放課後児童クラブ40人のマッチングを目標にしています。