自転車については、来年春から悪質な違反をした運転手に対する「青切符」が導入されます。

「青切符」とは、来年4月から始まる予定の制度で、自転車の悪質な交通違反に対して交付される交通反則違反書のことを、通称「青切符」と呼びます。

「青切符」は113の違反行為に交付され、対象は16歳以上です。

反則金の納付をすることで、刑事処分を免れることができるという仕組みです。

そして、警察庁は来年春の導入に先立ち、「青切符」の反則金額を公表しています。

主な違反と反則金額をみてみると、
・2人乗りや並走は3000円
・必要な音が聞こえない状態のイヤホン着用や無灯火は5000円
・信号無視や逆走、スピード違反は6000円
・スマホなどの「ながら運転」は1万2000円
となっています。


スマホを自転車につける「スマホホルダー」もよく見かけますが、どうなるんでしょうか?

スマホホルダーにスマホをつけること自体は問題ありません。
しかし、走行中に画面を操作したり、注視したりするのは違反となってしまいます。


最後に、去年、県内で発生した自転車が関係する事故は276件発生し、このうち、自転車側にも違反があったのは203件と73.6%を占めています。


子どもから大人まで誰でも乗ることができる自転車だからこそ、軽く考えず交通ルールをしっかり守ることが大切です。