宮崎県は、国の方針により新たに集計を始めた、せきや鼻水などの風邪症状「急性呼吸器感染症」の患者数を初めて公表しました。
「急性呼吸器感染症」は、せきや鼻水、それに、のどの痛みなどの風邪症状の総称で、季節性インフルエンザや新型コロナなども含まれ、5類感染症に分類されます。
県によりますと、県内28の定点医療機関で今月13日までの1週間に確認された「急性呼吸器感染症」の患者数は、1医療機関あたり54.2人で全国と比べて多くなっています。
この調査は未知のウイルスの発生を早期に把握し、迅速な対応につなげるのが狙いで、今後、1週間ごとに公表されることになっています。