保育園のとあるルールに注目します。
大阪の企業が、各都道府県の公立保育園に「使用済みの紙おむつを保護者が持ち帰る」ルールがあるかを調査した結果です。
「持ち帰りあり」の割合が高い順では、宮崎県は8位にランクインしています。持ち帰りルールがない県もあるんですね・・・

地域によってばらつきがある「おむつの持ち帰りルール」。どうして宮崎県内で定着しているのでしょうか。
44施設中16施設で「持ち帰りルール」
赤ちゃんのお世話に欠かせない紙おむつ。
この紙おむつをめぐって地域で差があるのが、「保育園での持ち帰りルール」だ。
調査班は、宮崎市内の認可保育所と認定子ども園で、園児の定員が100人以上の44施設に対し、使用済み紙おむつの処分方法を電話取材。
すると、16の施設が保護者に持ち帰りをお願いしていると回答した。

おむつの持ち帰りについて街の声は・・・
(街頭インタビュー)
「ありえないと思う」
「バッグに入れるのはちょっと不衛生だよね」
「臭いとかは気になるな。病気とか、もし下痢とかだったりしたら、感染症とかにも繋がる」
「(紙おむつを)使っているときの子どもって、荷物がただでさえ多いし、他の着替えとかと一緒におむつが入っているのはちょっと困るかな・・・」

否定的な声が多く挙がる一方、持ち帰りルールがあった園を利用していた女性からは・・・
「ビニール袋に入れて、それがまとめて(ビニール袋に)入っていたので、不衛生という感じはしなかったですけど。ごみも別に、普通どこに行っても持ち帰るじゃないですか。その考えで別にいいかな」

おむつを持ち帰ることに特に疑問に感じたことはないという。