今年は5年に一度の国勢調査が秋に行われます。
調査を円滑に進めるために宮崎県庁に、4日、実施本部が設置されました。

国勢調査は、国が人口や世帯の実態を把握するため、5年に一度、国内に住むすべての人と世帯を対象に実施するもので、今年秋に世帯員の数や就業状態など17項目の調査が行われます。

4日は、調査を円滑に進めるための実施本部の発足式が県庁で行われ、重黒木 清 本部長が河野知事に決意表明をしました。

(国勢調査宮崎県実施本部 重黒木 清 本部長)
「これから、国や市町村、関係機関としっかりと連携を深めて、万全の体制を努めてまいりたいと考えております。調査本番には、すべての県民から回答がいただけますようにしっかりと取り組んでまいります」

このあと、市町村との調整や広報活動の事務局を担う県庁の統計調査課に実施本部の看板がかけられました。

国勢調査の調査票は、9月中旬から10月1日までの間に、調査員が各世帯を訪問して配布することにしています。

【参考】
国勢調査のスケジュールと調査方法をまとめました。

まず、9月中旬から10月1日までの間に国勢調査員が各世帯を訪問し、調査表を配布します。

調査票には「性別」や「生年月日」など17の項目があり、10月8日までに提出する必要があります。

調査票の提出は、「郵送」や「調査員による回収」のほか、スマートフォンなどを使った「インターネット回答」も可能です。

また、国や県では、「電話やメールで、個人情報などを調査することはない」としていて、調査員を装って個人情報を聞き出そうとする、「かたり調査」に注意が必要です。