中国で旧正月の「春節」にあわせた大型連休が始まっています。
こうした中、宮崎空港で家畜伝染病の水際防疫啓発キャンペーンが行われました。
キャンペーンは、口蹄疫やアフリカ豚熱などの家畜伝染病の侵入を防ごうと国や県などが行ったもので、県職員や養豚生産者などあわせておよそ20人が参加。
外国人旅行客にチラシを配って肉製品などの持ち込みができないことを呼びかけました。
この時期は、毎年、韓国からのゴルフ客が多いことに加え、今年は、宮崎と台湾を結ぶ国際定期便が再開して初めて迎える春節も重なり、関係者の警戒感が強まっています。
(農水省動物検疫所鹿児島空港出張所 山口賢郎出張所長)
「春節シーズンを迎えて、中華圏からの海外からのお客さんが増えてきている。これだけ海外からのお客さんが増えているという状況だと、われわれも警戒していかないといけないと思っているところ」
「春節」にあわせた大型連休で人の移動が増える中、防疫対策の徹底が求められています。