競技再開後 本人も驚くほどの成長ぶり
陸上を再開した後の黒木選手は、本人も驚くほどの成長ぶり。
復帰3年目に、大学時代の自己記録を更新した後も、順調に結果を残し、日本選手権では、おととしから3年連続で入賞を果たしています。

永松コーチと二人三脚でトレーニングに取り組む黒木選手。
撮影した動画で、歩幅や姿勢などを細かくチェックしながら、助走や踏み切りのテクニックを磨いています。
(宮崎陸協強化部 永松幸一跳躍コーチ)
「体力的なものは非常に強いので、あとは技術面とか助走のスピードですね、そのあたりをしっかりあわせていけば、もっともっと伸びるというふうに期待している」


仕事もあるため、本格的な練習は週2日だけですが、それが自分には合っていると黒木選手は話します。
(東海アスリート 黒木雄太朗選手)
「短い練習時間で何ができるかというのは色々考えつつ、量ではなく練習の質を考えてというのはやっている」

大学時代から70センチも記録を伸ばす
大学時代から70センチも記録を伸ばしている黒木選手。
8月の九州選手権では、自己新記録の16m05で優勝を果たすなど勢いに乗っています。

(大田愛理リポーター)
「こんなにどんどん記録が伸びると思っていましたか?」
(東海アスリート 黒木雄太朗選手)
「全く思っていませんでした、何も考えてなかった」
(大田愛理リポーター)
「気づいたら…?」
(東海アスリート 黒木雄太朗選手)
「もうこの順位になっちゃってたという感じです」


第2の陸上人生を力強く歩む遅咲きのジャンパー。初出場となる国体について聞いてみると
(東海アスリート 黒木雄太朗選手)
「国体自体が今回初出場なので、楽しくできれなと思っている。その先に自分が目標としている記録だったり順位があればと思っている」

黒木選手が出場する成年男子の陸上三段跳びは10月6日に行われます。
※MRTテレビ「Check!」9月27日(火)放送分から