任期満了に伴う宮崎県国富町長選挙が、5日、告示され、新人2人が立候補しました。
国富町長選挙に立候補したのは、届け出順に元県議会議員の日高利夫氏(67歳)と、元町議会議員の中村繁樹氏(51歳)の2人です。
町職員を務めた後、5年間、県議会議員を務めた日高氏は、県とのパイプをもとに農業の振興やスマートインターチェンジ周辺の開発に取り組みたいとしています。
(日高利夫候補)
「新しい国富の時代がうまくやれば、しっかりと戻ってくる。ピンチばっかりではないと思ってます。チャンスもしっかりとあるんです。これをどうやって国富の未来に結びつけていくか。しっかりと今の国富の現状を切り開いて、皆さんとともに、さらにグレードアップした国富を作ってまいります。」
国富町内で不動産会社などを経営し、今年9月まで3年4か月、町議会議員を務めた中村氏は、民間で培ってきたスピード感で、企業誘致の促進や空き家対策によるにぎわい創出などに取り組みたいとしています。
(中村繁樹候補)
「国富町が現在、消滅可能性自治体と公表されました。きょう、集まっていただいた皆さん一人一人が暮らしやすい国富町、住んでみたい国富町になるために、必ずや11月10日皆さんで新しい国富町を誕生させてください」
国富町長選挙は今月10日に投票が行われ、即日開票されます。